RHEL9で今までとの違いについて調べてみたところ、以下サイトが参考になりそうです。
Red Hat Enterprise Linux 9.x と 8.x の違いまとめ | たくメモ (takumi9942.net)
SELINUXについてはこの記事を見る前に知っていたので前に記事にして確認しました。
今回は「network-scripts パッケージが削除されました」について確認してみます。
とりあえず/etc/sysconfig/network-scriptsの中身を見てみることに。
結果、何も入っていませんでした。
nmtuiコマンドにて固定IPアドレスに変更しても空っぽのまま。
network-scriptsパッケージがないっていうのはこれのことみたいですね。
試しにdir内にRHEL8あたりと同等の設定を入れて再起動してみました。
ifcfg-eth0の設定前のIPは192.168.0.176としていました。
結果としては反映されました。
pingが飛ぶようになったのは192.168.0.177のみとなりました。
旧設定も無理やりやれば使える模様。
なお、nmtuiでは2行になっていました・・・。
アクティベーションで有効になっている方が優先されるようです。
試した手順としては「①nmtuiで設定」「②network-scriptsフォルダへ直接ifcfg-eth0作成」の順番です。
この順番でIP設定をすると再起動後には②の設定が優先されるようです。
その後にnmtuiで①の設定をアクティベーションすると①が優先になります。
nmtuiから①の設定を削除して②の設定のみにする、そのうえでnmtui経由で②の設定を変更すると問題なくIP変更は可能だし、ifcfg-eth0の中身も書き換わりました。
とりあえずの試しはここまで。
もっと深く追求したいところだけどこれはまた別途かな。