あくまでも自分用メモなのでどこまで正しいか不明。
5Gスマホ買ううえで何が必須条件なのかを調べるうえで知ったことをメモ残し。
5Gは2種類有。
- Non Standalone(NSA)
4Gのコアネットワーク(EPC)と5Gの基地局(en-gNB)を組み合わせての利用する。端末と基地局間での制御通信を4G、データ通信を5Gで利用。端末側は4Gの対応も必須となる
NSAには以下技術も存在
デュアルコネクティビティ・・・4Gと5Gの通信を同時に行う
キャリアアグリゲーション・・・同時に複数の周波数帯での通信を行う - Standalone(SA)
端末と基地局間の制御通信・データ通信ともに5Gで通信をする。4Gが必要ないため、5Gの帯域さえOKなら使える。「ネットワークスライシング」という要件の異なる通信を一つの通信の中でまとめて制御できる。例えば特定の通信だけ低速にするとか。なお、規格上は1端末当たり最大8個のネットワークスライシングが切れるとのこと。
参考URL:
ケータイWatch – 第941回:NSA・SA方式とは
各社の5G電波展開予定は以下の通り。
総務省 – 第5世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設計画の認定に係る審査結果 より抜粋
docomo | au | softbank | 楽天 | |||||
5G高度 特定基地局 |
5G基盤 展開率 |
5G高度 特定基地局 |
5G基盤 展開率 |
5G高度 特定基地局 |
5G基盤 展開率 |
5G高度 特定基地局 |
5G基盤 展開率 |
|
2019年度末 | 0 | 0.00% | 0 | 0.00% | 0 | 0.00% | 0(0) | 0.0(0.0)% |
2020年度末 | 47 | 1.10% | 47 | 1.10% | 47 | 1.10% | 441(441) | 5.9(5.9)% |
2021年度末 | 337 | 7.50% | 142 | 3.20% | 300 | 6.70% | 2,099(2,097) | 16.8(16.7)% |
2022年度末 | 1,864 | 41.80% | 622 | 13.90% | 999 | 22.40% | 4,566(4,553) | 35.4(35.3)% |
2023年度末 | 4,331 | 97.00% | 4,160 | 93.20% | 2,855 | 64.00% | 7,948(7,914) | 56.1(56.1)% |
2024年度末 | 4,331 | 97.00% | 4,160 | 93.20% | 2,855 | 64.00% | 7,948(7,914) | 56.1(56.1)% |
※括弧書きの数値は、3.7GHz帯の既設地球局への混信等の影響を考慮した5G基盤展開率及び5G高度特定基地局の開設数
上記から2022年頃までは5G対応は一部地域を除いてほぼ不要と判断できそう。
2023年ごろからはdocomo / auが特に整備を進めていくので5Gスマホはこのあたりで本格検討すればよいと思われる。
なお、NSA->SAへの移行はいつになるのか、はたまた行われないのかは不明。
あとNSAで使用される4Gの帯域(アンカーバンド)も不明。
まああと2年以上は5Gスマホにしてもメリットの享受はできなさそうなのであまり気にしなくてもいいかも。