麻生副総理「さっさと死ねるように」発言についての比較してみた。

会社帰りにTwitterを確認したら表題のような発言をしたとの記事があり、また最終的には発言の撤回をしたと知った。

もっとも私が見たのはマスコミが恣意的に解釈をしているという内容のものだったけど。

この発言の真意がどこにあるのかはおいておき、各マスコミの発表記事を並べてみた。

なお、一部は釈明時の記事しか見当たっていないのでそれを持ってきています。

それぞれの記事で麻生氏の発言を抜粋したと思われる場所を並べてみた。

朝日新聞 麻生氏「さっさと死ねるように」 終末医療巡る発言撤回

麻生氏は終末期医療や延命治療に 言及した際、「私は遺書を書いて『そういうことはしてもらう必要はない。さっさと死ぬから』と書いて渡してある」と発言。さらに「いい加減死にてえなあと 思っても、『とにかく生きられますから』なんて生かされたんじゃあ、かなわない。しかも、その金が政府のお金でやってもらっているなんて思うと、ますます 寝覚めが悪い」などと述べた。

産経新聞 麻生副総理「さっさと死ねるように」 高齢者高額医療で発言

余命わずかな高齢者など終末期の高額医療費に関連し、「死にたいと思っても生きられる。政府の金で(高額医療を)やっていると思うと寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらうなど、いろいろと考えないと解決しない」と持論を展開した。

読売新聞 麻生氏、終末期患者を「チューブの人間」と表現

終末期医療の患者を「チューブの人間」と表現し、「私はそういう必要はない、さっさと死ぬんだからと(遺書を)書いて渡してある」と語った。その上で、「死にたいなと思って、生かされるのはかなわない。政府の金で(延命治療を)やってもらうなんてますます寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらわないと解決しない」と述べた。

NHK 麻生氏 終末期医療巡る発言で釈明

終末期の医療について言及し、「私は遺書に『さっさと死ぬからその必要はない』と書いてあるが、そういうことをしておかないと死ぬことができない。『いい加減、死にたいな』と思っても、とにかく『生きられるから』といって生かされちゃかなわない」と述べました。
そして、「それを政府のお金でやってもらうと思ったら、ますます寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらうとか、いろいろ考えないと、この種の話は解決しない」と述べました。

TBS Newsi 麻生氏「さっさと死ねるように」発言撤回

高齢者など終末期の高額医療費に関し、「さっさと死ねるようにしてもらうなど色々と考えないと解決しない」などと述べました。

日経新聞 麻生氏「私はさっさと死ねるように」 終末医療で発言

■麻生氏の発言要旨 (終末期の高額医療について)私は少なくとも遺書を書いて、そういうことをしてもらう必要ない、さっさと死ぬからと書いて渡しているが、そういうことができないと死ねない。死にたいときに死なせてもらわないと困ってしまう。
いいかげん死にたいと思っても「生きられますから」と生かされたらかなわない。しかも政府の金でやってもらっていると思うと、ますます寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらうとかいろいろ考えないと、この種の話は解決しない。

 

思いつく限りではこんなところか。

私自身はこの発言をしている動画を見たわけではないので「どのようなニュアンス且つ文脈で」この発言がなされたかはわかりません。

個人的にはこの発言を見たら麻生副総理個人としては「ただ生きながらえているだけ」という状態にはなりたくないが安楽死が認められないためにそうならざるを得ないという現状を変えたいという風にしか取れない。

しかし、タイトルは大体「さっさと死ねるように」という部分にのみクローズアップしている。

本文に書いてあるからいいと思っているかもしれないのだろうが、多くの人はニュースサイトを見るときに興味ある部分は読むがそれ以外の部分は表面的にしか見ない(タイトルのみしか見ない)ことを考えると甚だ不適切であると思えるのは如何だろうか?

少ない文字数に必要な情報を詰めるのにどうしてここまで悪意があるようにまとめているのかがすごく気になる。単純に麻生叩き(阿部政権叩き)をしたいだけとしか思えない。

もちろん読売新聞社が指摘している(本当かどうかはわからないが)「チューブ人間」といった発言は影響力を持った人間として配慮に欠ける発言であることは確かでそれは指摘されるべきであるとは思うが。

 

ところで誰かこの発言をしている動画をどこかで公開している場所知ってる人いない?

マスコミがどこまで正しく書いているのかを知りたいので。。。。

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