『ガッテム』というOVAを見終わりました。
久々、でしょうかね。
新谷かおるの同名コミックを原作にもったアニメです。
ラリーの漫画でなかなか面白い。
ただし、OVA版は全2話でコミック分でいうところの前半部分しかありません。
セイオウ所属部分のみ。
でも結構好きです。
特に好きなのが以下のセリフ。
ゲン・トドロキ「勝つときもあれば負ける時もあらぁ。
人生山あり谷ありってやつでね。
企業戦争もラリーも同じ先のゴールをくぐったものが空ずしも勝者ではない、だろ。
ところで山は見るほうか?登る方か?
あんたも含めて俺たちみんなラリーをやっているんだ。
オギャーと生まれた時からな。
オーダーは無理難題、問題は山積み。
あんたどうする?
山なら、よ?」
六甲寺 司「登るしかないだろうな。
山は登るためにあるんだ」
ゲン・トドロキ「そう・・・・俺は俺の山を登る
あんたはあんたの山を登ればいい。」
これはOVA2巻の終わりに主人公であるゲン・トドロキとセイオウグループ欧州支配人(つまりはセイオウのラリーチームトップ)である六甲寺司との会話。
六甲寺氏は内部争いで敗れた際にラリーにて6位入賞したもののセイオウモーターグループ解体で首になったゲン・トドロキが電話にて話した内容です。
戦略的勝利が戦術的勝利には結びつかないという中でそれでも前向きに生きようとする姿勢が見えるセリフです。
個人的には非常に気に入っている言葉です。
目先の勝利(成果)が+になるとは限らないので絶えず努力を続けないと、ということを再度認識しましたよ。