今アニメでやっているタイタニアの小説を読み直しました
まだ完結してない作品でいて3巻までしか出てないのですがね
とりあえず個人的な考えをば
まだ展開が全然進んでないので何ともいえないですがきっと黃巾から始まる三国志を描いているのかもしれない
そうかんがえると藩王という名前は大陸的であり、帝国が漢国的な面を大幅に持つように思われる
次に書き方が田中芳樹特有の歴史語り形式
銀英伝と同じ形の
で、一人にスポットを当てず複数人に当てている
現在のところ、タイタニア藩王派、それに反旗を翻すこととなった2公爵派、そして反タイタニア派の三つの勢力がある
それぞれがそれぞれの思惑で現状からの変化を求めている
タイタニアに追われる身からタイタニアを滅亡させなければならない極小勢力、タイタニアでありながら謀略によってタイタニアと対立をすることになった2公爵ら、そして一部の謀略によって負傷したにもかかわらずそれすらもタイタニアの利益へと還元しようとするタイタニア藩王派
みな天下太平をよしとせず(もしくはできずにいるものばかりだ)戦乱急を告げるのだろう
銀英伝ではWW2の構図で勝敗が逆転していたが、今回はどうであろうか
一般受けするのは劉備に値するであろう反タイタニア派の勝利だが、銀英伝では権威主義が勝った点からあり得ないかもしれない
先が楽しみな作品である
もっともこの本の続巻が出る可能性は低い
作者が遅筆な上、ほかにも未完の作品を多く抱えているからだ