「だからさぁ、みんなで幸せになろうよ」
これは機動警察パトレイバーという漫画(もしくはアニメ)の主人公が所属する『警視庁警備部特科車両二課第二小隊』の隊長である後藤警部補の言葉。
個人的にとっても好きな言葉。
漫画版だと暴走するレイバー(2足歩行土木用ロボット)にのった犯罪者が上野公園に追い込まれた際に「なぜここに追い込んだのか」ということを部下に聞かれた際に理由を述べた後に言った一言。
優秀なメンバーの集まった第1小隊のメンバーが捕えられなかった犯人をおちこぼれ集団の第2小隊が捕まえる。この絵図を描き、それを成功させた人物のひとことと考えると非常に重いひとことに感じる。
でも一方で犯罪の片棒を担がされる人間ってこうやって追いつめられているのかもしれない、とも考えさせられる。
話は変わりますが。
この機動警察パトレイバーの主人公の所属する警視庁警備部特科車両二課っていうのはいても邪魔者扱いされる、でも犯罪者がいると矢面に立たされるという部署。
感謝はされないけど犯罪者が暴れると「何やってるんだ!」と言われる、そんな職場。
これって俺が今所属している部署の立ち位置なのかもしれない。
今いる部署は社員が働くにあたって必要なシステムとかを管理・運営・開発等を行っており、他部署の部長と(研修で)面談する機会があった際には
「●●(所属している部署名)は自衛隊みたいな部署だ」
と言われたことがある部署。
日本の平和を守っているのは自衛隊。でも平和はあって当たり前で、仮に戦争でもあったら命を張って戦っていても非難されるであろう組織であり、それに似ているといわれるわけです。
個人的には(同部署の同期より仕事量が少ないことを考えるとこういっていいのかわかりませんが、)誇りを持って働けると思える仕事だと思っています。
話を戻します。
で、「なぜにこの題名?お前の仕事と何が関係ある?」ってなると思うのでその説明を。
実は昨年、わが部署全体で社長賞をいただき、飲み会とかが開かれました。
理由は「3.11の時に問題なく仕事できる状態で乗り切ったから」。
これを受賞するきっかけが後藤隊長ばりに前室長ががんばってくださったおかげでした。
ほかの部署が「うちはがんばったんだから賞をもらって当然だ!」と言っていたらしく、その際に「それを支えていたのはどこの部署だ!?」とやんわりと言いつつも賞は辞退するというかたちをとったそうです。
でも最終的には賞をいただけています。
この話を聞いたときに「だからさぁ、みんなで幸せになろうよ」って言葉が浮かんだんです。
なのでこの題名。
強硬に賞をほしがる部署を踏み台にしてうちの部署の成果を評価させる。
これって、非常に重要なことなんじゃないかなぁと思うんですよ。
とか書いてるうちに頭がボーっとしてきた。
酒飲みすぎてる・・・・。
いったんここで切ってあとで書き直します。