一時の平和
チェロキーが併合された後、我が国に一時の平和が訪れた。
近くにある国はショーニー一国という状況であり、我が国の方が大きくもあったために攻められる恐れもなくなったのだ。
だが、旧チェロキー領で反乱が起こった。
それに対して速やかに鎮圧を行い事態が発展することはなかったが、一部の部族の間では「今回の反乱はシェーニーが裏で手引きをしているのではないか」という不穏当な噂がささやかれた。
絶対的な力を持っているわけではない大長老は一部の長老からの要請によりショーニーにばれないことを前提にした外交工作を認めた。
そしてその工作が成功したのが1956年8月6日にPENNYRILEで暴動未遂事件である。
この事件はショーニーに反発を持つものの仕業としてショーニーでは片付けられた。
一方で、大長老ミコ・マラッチ一世はショーニーとの婚戚関係を結び、緩やかな同盟関係を成り立たせた。
ショーニーとしてはちゃんとした同盟関係を結びたかったがクリーク国内ではそれをよしとしなかったためのであり、この政策自体は反ショーニー派と親ショーニー派の意見の間をとった苦肉の策であった。
しかしこれが原因でミコ・マラッチ一世はクリーク国内での反感を買う事となってしまった。
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